#16
暗黙知の技術|木村翔馬,岡本秀,小山しおり,松平莉奈,西原彩香
「どうやって「絵画」の話をしよう」
開催日時:
2019/7/16(火)
13:00-14:30
略歴:
木村翔馬|Shoma Kimura
大阪府出身(1996-) 「絵画とVR」という関係性を用いて、その相互関係の中で生まれる“現代に絵の具を用いて絵を描くことの難しさ”や“その周囲で生じる小さな問題”から、「絵画の新しい在り方」を探求する。主な個展に、「dreamのあとから(浮遊する絵画とVRの不確定)」2018,(東京)や、ARTISTS’FAIR KYOTO 2019:BLOWBALL「クリスタル☆ポリゴン」2019,(京都)、等。2017年に「第4回CAF賞」最優秀賞を受賞。
岡本秀|Shu Okamoto
奈良県出身(1995-) 絵画やマンガといった平面イメージを主に扱い、様々なメディアの持っている固有性を他のメディアへの接近を通じて外す、あるいはズラすことによって、ものを見るとき何気なく感じられる情動の背景にあるシステムについて研究している。主な個展に「ひそひそ彫刻のむくい」2017,(京都)。賞歴に「はるひ絵画トリエンナーレ(2018/愛知)」優秀賞、「京都市立芸術大学作品展2018」市長賞等。その他の活動に「おばけの連判状」「棒立ち」等がある。
小山しおり | Shiori Koyama
石川県出身(1988-) 巨大なデータベースであるインターネットにおいての最大公約数としての情報(イメージ)を抽出、それらを基に、無数の〝今〟の上にある新しい〝今〟の物語とは何なのかを思考している。主な個展に「The place of somebody’sdeath2014,茨城)」。賞歴に「第4回CAF賞(2017/東京)」藪前知子審査員賞、「京都造形芸術大学修了展(2017/京都)奨励賞等。
松平莉奈|Rina Matsudaira
兵庫県出身(1989-) 古典技法を参照しながら逸話や物語を描き、「型」を持つ絵画技法と物語が時代や場所を移ると共に姿を変える事象を追いかけることから、新しい物語画の在り方を模索している。主な個展に「悪報をみる―日本霊異記を絵画化する―」2018,(京都)、「insider-out」2017,(東京)、等。賞歴に「voca展2015」佳作賞、「平成29年度京都市芸術新人賞」等。2018年より国文学研究資料館「ないじぇる芸術共創ラボ」AIR。
西原彩香 | Ayaka Nishihara
愛知県出身(1992-)「軽さ」をテーマに、絵画を中心としたインスタレーションを展開する。イメージだけではない、感覚値に触れるモノの存在を探っている。それらは、情報化環境における質量の失われやすさ、加速する社会を肯定する事への、一つの回答として考えられる。主な展示に、「京都市立芸術大学作品展」2019,(京都)、「Colors of KUCA 2017『間間 』2018,(京都)、「アートアワードトーキョー丸の内2017」2017,(東京)がある。賞歴に、「アートアワードトーキョー丸の内2017」入賞、「名古屋芸術大学卒業制作展」卒業制作優秀賞を受賞。